期間限定の美味しいチョコ発見! - 続き
それでは昨日の続き。今日はホワイトチョコムースの作り方です。これは私の好きなアメリカ人パティシエのレシピです。Kate Zuckermanさんという人です。NYに住んでいる時は彼女のレシピを頻繁に使っていました。(あっ、今もか。)
材料 - 6カップ分
*直径23センチのケーキの間に一層のムースを使用する場合、この半分で足ります。
ホワイトチョコ 7オンス
板ゼラチン 一枚(若しくは粉ゼラチン小さじ1杯)
生クリーム 2カップ
卵黄 3個
全卵 1個
砂糖 大さじ2杯
白ワイン 4分の1カップ
塩 少々
下準備
*チョコレートは溶け易くするために適当な大きさに切る。
*ゼラチンはふやかしておく。
1。湯煎にかけてチョコレートを溶かす。チョコレートは焦げ易いので、ゆっくり丁寧に溶かす。
2。別ボウルに卵黄、全卵、砂糖とワインを入れ、湯煎にかけてホイッパーでフワッとなるまで泡立てる。(ザバイオーネ)湯煎からおろしてふやかしておいたゼラチンを加え溶かす。
3。チョコレート3分の1くらいをザバイオーネに加え、素早くまんべんなく混ぜる。
4。3を残りのチョコレートに加え、完全に混ぜ合わせる。冷ます。
5。チョコレートベースが冷めたら、8分立てに泡立てたホイップクリーム3分の1をチョコレートに加え、ホイッパーで混ぜる。今度はヘラに変えて、残りのホイップクリームを2度に分けて加え、その都度サックリと切るように混ぜる。冷蔵庫に入れて固める。
6。ムースがいい具合に固まったら(固過ぎてもケーキと一体化しないので良くない。)、ケーキの上にムースを塗り(ムースを少し残しておく)、その上にケーキを乗せる。パレットナイフでサイドをならす。足りない部分は少し残しておいたムースでカバーする。冷蔵庫で固める。
7。生クリームと砂糖を7分立てに泡立てる。(23センチケーキをデコするのに使用したクリームはカップ1杯未満。砂糖はお好みの甘さで。)ゆる〜いホイップクリームができたら、適量を上に流してそれからサイドに流してはサイドに流れたクリームをならす、という感じでデコする。ホイップクリームはゆるいくらいがいいのです。ケーキの上でパレットナイフでならしている間に、触れば触るほど固くなっていくから。固くなったホイップクリームは食感も重いし、なんか脂肪分の多さが感じ易くなるような気がするんです。味がバターっぽくなる。
イタリアでこのムースを作るのは初めてだったので、ゼラチンの質が変わってくるからゼラチンの量を決める時に迷いました。私はゼラチンでカチカチに固まったムースは食べれないので、形を保てるくらいにしたかったのです。このムースを作った時は板ゼラチン3分の2枚使用しました。一応形を保てたのでこれも良かったのですが、ちょっと気持ちだけ柔か過ぎたように思えたので、ゼラチンの量を増やして紹介しています。
マンマの所へ届けに行きました。彼女は凄く喜んでくれました。彼女はバールに勤めていて、バールで知り合った常連さんと友達合計8人でお祝いをしました。皆美味しいと言って食べてくれました。普段食が細い人、スイーツを好んで食べない人達も一切れ完食。この”美味しい〜。”の言葉がいつも励みになります。