ポロ葱とパンチェッタのパスタの巻。

いつも気になっていたが調理した事がなかった野菜の一つがポロ葱。ポロ葱の料理と言えば、ポロ葱とジャガイモのスープ若しくは、ポロ葱とジャガイモのグリルというイメージがありました。

 

”ポロ葱はどうやって食べればいいの?”とマンマに聞くと、ポロ葱とサフランのクリームパスタをすすめられました。(クリームパスタといっても使うクリームは少量。)そして早速作ってみたけど、クリームが重かったので(多分クリームを入れ過ぎた。)美味しかったけど、最後はドッカリきました。でも!ポロ葱が美味しいのなんの!!

 

こんなに美味しいものだったらもっと昔から食べていたのに。。。そして次の日調子にのって、残りのポロ葱一本をオリーブ油で炒め、塩と胡椒で味を整えたものだけを食べたくらい。

 

ポロ葱とサフランのパスタの作り方をマンマに聞いた時、好みでパンチェッタも入れると美味しいわよ。と言ってたので、今回はポロ葱とパンチェッタのパスタを作ってみました。

 

今日はお友達が来たので3人分作りました。

 

ポロ葱とパンチェッタのパスタ

パスタ 250グラム

ポロ葱 200グラム

パンチェッタ 70グラム

ブイヨン 1カップ(ブイヨンの素2分の1個使用)

オリーブオイル 適量

塩、胡椒

 

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 下準備

*ブイヨンを作っておく。

 

1。ポロ葱を薄くスライスする。

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2。フライパンにオリーブ油を温め、パンチェッタを加え2〜3分炒める。

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3。パンチェッタの脂がでた頃に、ポロ葱を加えしんなりとなる迄炒める。私はかなりしんなりとなったポロ葱が甘みがでて好きなので、中火でゆっくり10分位炒めました。なのでこの時点でパスタを茹で始めるとタイミング良く出来上がると思います。

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4。ポロ葱がしんなりとなったらブイヨンを加える。塩、胡椒で味を整える。ブイヨンとパンチェッタから塩気がでるので、塩は気持ち程度に加える。胡椒も気持ち程度に加える。

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5。パスタとポロ葱のソースを和え、皿に盛る。胡椒をタップリかけて食べる。(写真にはチーズがのっているけど、このパスタはチーズなしがイケます!胡椒タップリね。)

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これは本当に美味しゅうございました。満足、満足。友達も絶賛してました。:)これはビールに合うと思います。友達がパンチェッタの代わりに鶏肉を入れても美味しいかもって言ってました。確かにそうかも。長ネギと鶏肉の塩串焼きって日本にありますよね?あれを連想すると美味しいに決まってる。

 

これね一人前1ユーロ弱!こんなに安くて美味しいパスタ他にあるでしょうか?あったら知りたい。リピ決定!

イタリア風豆ご飯の巻。

授業で”好きなイタリア料理は何ですか?”の質問に一人の生徒が、”スパゲッティボロネーゼ”と答えました。それに対して先生は、”イタリアではラグーはスパゲッティと一緒に食べないのよ。”と。恥ずかしながら私もこれ知らなかったのです。う〜ん、でもよく考えたらボローニャで食べた時もスパゲッティではなく、平べったい麺だったなあ。。今チラッと調べたら、ウィキペディアにもその様に書いてあるではないか。

 

私は勿論子供の頃ボロネーゼソースはスパゲッティで食べていたので、たまにスパゲッティボロネーゼ(オーマイパスタで!)を食べたくなります。

 

先日メルカートで買ったソラマメ。あんまり新鮮そうではなかったので(多分まだ季節物ではないんでしょうね。)、生で食べるのはやめて何かに入れる事にしました。マンマに借りている豆料理の本で見つけたのが、サフランとソラマメのリゾット。この料理本1000リラ。この本年季が入ってますよ〜。

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材料 ー 四人前 (写真は二人前)

ソラマメ 400グラム(皮を剥いた後の量)

リゾット米 350グラム

オリーブ油 大さじ4杯

白玉ねぎ 1個

粉サフラン 1袋

バター 適量

パルメザンチーズ 大さじ2

野菜ブイヨン 2つ

エシャロット 1つ

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下準備

*野菜ブイヨンは水で溶かし、温めておく。

*ソラマメは皮を剥いて洗っておく。

*玉ねぎはみじん切り、エシャロットは適当な大きさに切っておく。

 

1。フライパンにオリーブ油を入れて温めた後、玉ねぎを加えしんなりとなるまで炒める。米を加え、皿に3分程炒める。(お米が透明になるまで炒める。)

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2。お玉一杯の野菜ブイヨンを加えて、水分がなくなるまでかき混ぜる。この作業をお米が柔らかくなるまで(芯が少し残るくらい)続ける。約20分から25分くらい。

 

3。お米が炊ける前にエシャロットと一緒にソラマメを塩水で茹でる。茹であがったらザルにあげ、バター適量をのせて和える。これでいい風味のソラマメが出来る。

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4。お米が炊けたら、ソラマメとサフランを加えまんべんなく混ぜる。(ソラマメは飾り用に少しとっておく。)

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5。盛りつけたら、パルメザンチーズ、塩、胡椒をかけ、その上にソラマメを乗せる。

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う〜ん。。。これは美味しいと言えば美味しいけど、私的には微妙な一品でした。何故かというと、使ったブイヨンの塩分が強かったからか、”塩辛い。”というのが第一印象でした。次に思ったのは、”別にこれソラマメじゃなくてもいいかも。”で、次に”あ〜。サフランの味がする。”で、最後に”ああ〜〜!!これってイタリア風豆ご飯だ。”という結論に至りました。

 

ご飯と豆の組み合わせが豆ご飯を連想させました。まためげずにソラマメの料理チャレンジしようかなあ。シーズンになったら、先ず新鮮なヤツを買って生でペコリーノチーズ、オリーブ油、塩、胡椒で食べるのが楽しみ。これ美味しいので、是非お試しを。

メルカートに行ってきました。

イタリアに引っ越してから野菜不足気味。レパートリーは少なかったけど、NYでは沢山食べていたのに。。。他のものが美味しいからついつい野菜不足になってしまったのです。メルカートは毎日どこかでやっています。昨日お友達と彼女が毎週土曜日に必ず行っているメルカートに一緒に行ってきました。

 

新鮮な野菜がズラ〜っと並んでいる!しかも安い。野菜のみではなくお菓子、乳製品、スパイス、肉など売っています。あと日用品の店も沢山ありました。

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見てるだけでワクワク。私は事前にメニューを決めておかないと買い物出来ないタイプなので、今回はあんまり買いませんでした。買ったのはブラッドオレンジ3個とみかん2つ(1ユーロ)、イタリア産ニンニク2個(1ユーロ)とさや入りソラマメ600グラム(1ユーロ20セント)。満足、満足。ウフフ。。。

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早速みかんとブラッドオレンジ食べてみたけど、美味しかった〜。再購入決定。ソラマメは近日料理します。レシピの検索しないと。。。

 

”写真撮っていい?”と一人の店員さんに聞くと、”俺も一緒に撮ってくれたらいいぜ。”と言われ撮ったのが下の写真。

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行ってみたメルカートのウェブサイトは以下の通りです。

http://mercati-settimanali.it/Milano/dettagli_mercato-settimanale_Via_Benedetto_Marcello-14

中央駅の近くで場所もグッド。火曜日と土曜日にやっています。土曜日は午後6時迄開いていると書いています。ただし食料品店は3時に終わってしまいますので、ご注意を。友達の話によると、法律で食料品店は午後3時に撤退しなければいけないそうで、メルカートの外で警察が見張っていました。色んな法律があるんですね。

期間限定の美味しいチョコ発見! - 続き

それでは昨日の続き。今日はホワイトチョコムースの作り方です。これは私の好きなアメリカ人パティシエのレシピです。Kate Zuckermanさんという人です。NYに住んでいる時は彼女のレシピを頻繁に使っていました。(あっ、今もか。)

 

材料 - 6カップ分

*直径23センチのケーキの間に一層のムースを使用する場合、この半分で足ります。

ホワイトチョコ 7オンス

板ゼラチン 一枚(若しくは粉ゼラチン小さじ1杯)

生クリーム 2カップ

卵黄 3個

全卵 1個

砂糖 大さじ2杯

白ワイン 4分の1カップ

塩 少々

 

下準備

*チョコレートは溶け易くするために適当な大きさに切る。

*ゼラチンはふやかしておく。

 

1。湯煎にかけてチョコレートを溶かす。チョコレートは焦げ易いので、ゆっくり丁寧に溶かす。

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2。別ボウルに卵黄、全卵、砂糖とワインを入れ、湯煎にかけてホイッパーでフワッとなるまで泡立てる。(ザバイオーネ)湯煎からおろしてふやかしておいたゼラチンを加え溶かす。

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3。チョコレート3分の1くらいをザバイオーネに加え、素早くまんべんなく混ぜる。

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4。3を残りのチョコレートに加え、完全に混ぜ合わせる。冷ます。

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5。チョコレートベースが冷めたら、8分立てに泡立てたホイップクリーム3分の1をチョコレートに加え、ホイッパーで混ぜる。今度はヘラに変えて、残りのホイップクリームを2度に分けて加え、その都度サックリと切るように混ぜる。冷蔵庫に入れて固める。

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6。ムースがいい具合に固まったら(固過ぎてもケーキと一体化しないので良くない。)、ケーキの上にムースを塗り(ムースを少し残しておく)、その上にケーキを乗せる。パレットナイフでサイドをならす。足りない部分は少し残しておいたムースでカバーする。冷蔵庫で固める。

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7。生クリームと砂糖を7分立てに泡立てる。(23センチケーキをデコするのに使用したクリームはカップ1杯未満。砂糖はお好みの甘さで。)ゆる〜いホイップクリームができたら、適量を上に流してそれからサイドに流してはサイドに流れたクリームをならす、という感じでデコする。ホイップクリームはゆるいくらいがいいのです。ケーキの上でパレットナイフでならしている間に、触れば触るほど固くなっていくから。固くなったホイップクリームは食感も重いし、なんか脂肪分の多さが感じ易くなるような気がするんです。味がバターっぽくなる。

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イタリアでこのムースを作るのは初めてだったので、ゼラチンの質が変わってくるからゼラチンの量を決める時に迷いました。私はゼラチンでカチカチに固まったムースは食べれないので、形を保てるくらいにしたかったのです。このムースを作った時は板ゼラチン3分の2枚使用しました。一応形を保てたのでこれも良かったのですが、ちょっと気持ちだけ柔か過ぎたように思えたので、ゼラチンの量を増やして紹介しています。

 

マンマの所へ届けに行きました。彼女は凄く喜んでくれました。彼女はバールに勤めていて、バールで知り合った常連さんと友達合計8人でお祝いをしました。皆美味しいと言って食べてくれました。普段食が細い人、スイーツを好んで食べない人達も一切れ完食。この”美味しい〜。”の言葉がいつも励みになります。

期間限定の美味しいチョコ発見!

新しい土地に住み始めると色んな事に気づきます。イタリアでは犬のトイレの始末をあんまりしないので、通路にウンコ(サイズも色々)が沢山落ちています。なので下を向いてあるかないと大変な事になりそう。これは笑えません。

 

地下鉄が完全停止する前にドアが開く時とかあるし。事故の原因になりかねないので、アブナイ。あと30センチ程行き過ぎて、戻るとか。。。これは笑えます。こんなアバウトなイタリア、好きだなあ。。

 

ミラネーゼに愛されている大手スーパー"Esselunga"。私も頻繁に行きます。野菜も割と新鮮なものもありますが、やはりメルカートには勝てませんね。(明日メルカートに行ってきます!)先日Esselungaのお菓子コーナーを見ていたら、期間限定のLindtホワイトチョコ発見!

 

フリーズドライベリーの粒が入っているホワイトチョコ。味は見た目と同じ。これを目をつぶってジックリ味わいながら、”あ。。そういえばもうすぐマンマの誕生日だ。このチョコを使ったムースケーキを作ろう。”と思い、さっそく実行。

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今回の記事は長くなりそうなので、2回に分けて書きます。先ずはスポンジケーキの作り方から。

 

ケーキ一台分(23センチ型)

卵 4個(黄身と白身を分ける。卵白に卵黄が入らないように注意。)

グラニュー糖 120グラム

小麦粉(日新製粉バイオレット) 120グラム

バター 40グラム

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下準備

*ケーキ型に合わせてクッキングペーパーを切っておく。(底と周り)

*小麦粉は2度ふるっておく。

*オーブンは170度に温める。

 

1。卵白と砂糖で固いメレンゲを作る。最初は砂糖なしで泡が立つ迄泡立てる。細かい泡が立ってきたら、少しずつ砂糖を加えながらしっかりとしたメレンゲを作る。常温の卵白が泡立ちがよいので、私は常温の卵を好んで使います。

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2。メレンゲに卵黄を加え、完全に混ぜ合わせる。

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3。水を3分の1カップから2分の1カップ加え混ぜる。ここで生地を少しゆるくする事で小麦粉が混ざり易くなる。これは勝手な理解ですが、水分が加わるせいかシロップを後で塗らなくてもシットリめのケーキになる。

 

4。小麦粉をふるいながら3回に分けてホイッパーでサックリと切るように手早く混ぜる。混ぜ過ぎるとフワフワのケーキに仕上がらないので、注意。小麦粉が生地に8分くらい混ざったところで、また小麦粉をふるい入れる。これを2回繰り返す。3回目の小麦粉が8分くらい混ざったところで、やさしく静かに溶かしバターを加え、底からサックリとボールを回しながらバターが完全に生地にとけ込むまで混ぜる。バターが完全に混ざっていないと、焼いた時にバターが底に沈んで底が固いスポンジに仕上がる為。

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5。用意しておいた型に生地を流し入れる。何度かトントンと10センチの所から落とし、大きい気泡を抜く。

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6。170度のオーブンで25分から30分焼く。オーブンは絶対に開けない事。ケーキを触って、ハリがあれば完成。

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7。オーブンから取り出したらすぐに型から外し、逆さにしたまま完全に冷ます。

 

当たり前なのですが、食材が変わると味が変わります。このケーキを他の小麦粉で作ると別のものになります。とあるNYのケーキ屋さんでバイトしていた時に使用していたのが、バイオレット。それから他の小麦粉でスポンジケーキは作りたくありません。

 

NYとは違いミラノでは取り扱っている食材に限りがあります。今迄は気軽に手に入っていたバイオレット。アジア食材を販売している店2軒を覗いてみたけど、売っていないのです。なので仕方なくイタリアの小麦粉で作ったけど、やはり味と食感が違う。。。。美味しくなくはないけど、満足感は半減です。

 

同居人の友達が来月日本から遊びに来るので、バイオレット2袋買ってきてもらうように頼んでます。楽しみ〜〜。

 

この通りに作れば、毎回必ず美味しいスポンジケーキができますよ〜。

お菓子が美味しい店 - La Pasticceria Castelnuovo(ミラノ)

La Pasticceria Castelnuovoはミラノに引っ越す前から行きたかった店です。ミラノに着いたら美味しいペストリーが食べたいと思って、NYにいる時から美味しいお店を探していました。

 

La Pasticceria Castelnuovoはトリップアドバイザーでも凄く評価されています。なのでミラノに着くや否や食べに行きました。スタッフも凄くナイスで、お菓子も美味しいし言う事なし。と言いたいところだが、私的にかなり気合いを入れていかないと行けないという点がネックです。

 

先ずBisceglie行きの一番線(赤線)に乗り、終点駅手前のPrimaticcioで降りる。それから64番のバスに乗っていけるけど、今日は待つのが嫌だったので歩くところ15分。Via Lorenteggioを左に曲がり、すぐの道(via dei Tulipani)を右に曲がった所にあります。ね、ちょっと遠いでしょ?

 

住宅街にあるので、何処かに寄ったついでに行くという訳にはいかないのです。私は全く逆方面に住んでいるので行くだけで1時間はかかるかも。

 

トリップアドバイザーのレビューは非常に良く、美味しいのは勿論の事スタッフが凄くナイスでしかも気前がいいと皆口揃えて言っています。味見をさせてくれるとも。

 

今日で2回目だったのですが、一回目はクリスマス前。デコレーションもクリスマスになっていて、とてもお洒落に可愛く飾っていました。

 

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全てが美味しかったのですが、特に目立ったのがディプロマーティカ。生地がサクッとしてて、真ん中に挟んであるカスタードクリームとスポンジケーキがうまい具合に一体となっています。スポンジケーキもしっとりしています。

 

今日もまたディプロマーティカをじっくり味わいながら、何故これが私のツボにはまっているのか考えながら食べていました。この理由分かりました。サクッとした生地も大事ですが、中のカスタードクリームの味がなんだか懐かしい。この味はどこから来たのだろう。。と思いながら食べているうちに、”ああ〜。これは日本のクリームパンのカスタードクリームの味がする。”というのが分かりました。しっかり炊き上げた感じのすこし重く甘い感覚がよく似ていました。

 

今日はこないだと別のものを注文しようと思い、店員さんに”クリーム系が好きだけど、何がおススメ?”と聞いたら、スフォリアテッレを指差しました。これまで美味しいヤツを味わった事がなかったので、スフォリアテッレに抱くイメージはあんまり良くなかったけど、”これ味見して。”と丸ごと一つくれたので食べました。一口食べた後、”ワオ〜。”と思わず口から溢れました。

 

何これ〜?新鮮な生地がカリカリしててそれも美味しかったのですが、中に詰めてあるマサラザバイオーネがメチャ美味しい!口に入れた瞬間ふわふわクリームがいい具合に溶ける。そしてマサラのほんのりとした風味が上品よく口全体に広がります。普通のホイップクリームやリコッタフィリングだとこうはいかないと思います。口触りも滑らかで言う事なし!

 

で、今日はディプロマーティカとラムレーズン入りタルトレットとカンノンチーノと紅茶を注文。なのにヘーゼルナッツクリームの入ったエクレアもくれました。ディプロマーティカは相変わらず美味しかった。カンノンチーノとエクレアに詰めてある滑らかなカスタードクリームも美味しかったです。合計ペストリー5個と紅茶で5ユーロ。:)f:id:goldenpengin:20140202095559j:plain

このお店は1945年に創業しました。オーナーであるフランチェスコさんは二代目。お父さんのエンリコさんが一代目です。お父さんの名前に因んだトルタエンリコは人気商品。フランチェスコさんが作るパネットーネは去年雑誌に取り上げられたほど。パネットーネはかなりの技術が必要です。残念ながら食べる機会を逃してしまいましたが、今年は是非食べてみたいと今から楽しみにしています。

 

満足しながら帰る道のりで夕飯の材料が全くない事に気づきました。近所のスーパーは日曜日閉まっているので、どうしようかと思っている時目に入ったPicard(www.picard.it)に立ち寄りました。この店は冷凍食品専門店。種類もケーキからスープ、シーフード、エスニックフード、冷凍野菜など豊富に揃っています。

 

私は殆ど冷凍食品、冷凍野菜は食べないのですが、一度はここのものを試してみようと思っていたので、初挑戦。結局選んだものはブイヨンを加えて煮てつくる野菜スープ。冷凍野菜にしては悪くないかも。

 

エスニックフードのところに天ぷら、餃子、枝豆や焼き鳥を発見。ここまではありがちな商品だが、あるモノを見て唖然としました。なんと”寿司(巻き寿司とにぎり寿司)”ある!冷凍寿司?!?!?しかも高い。ミニ巻きセットが7ユーロちょいでにぎり巻きセットが9ユーロに近い。これ微妙なところ。これってどういう味がするんだろう。。。あまり美味しいとは想像できないんだけど。

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話は戻りますが、ミラノにお越しの際に空き時間があったらカステルヌオーヴォに行ってみて下さい。クリーム系の方ディプロマーティカとスフォリテッレおススメです!

 

http://www.pasticceriacastelnuovo.it/contatti.html

時々行く安くて美味しいピザ屋 - Piccola Ischia

たまにピザが食べたくなったら行くお店があります。お腹が減っていて 財布の中が淋しい時によく行くのがPiccola Ischia (www.piccolaischia.it)。

 

お昼にしか行った事がないのですが、いつも賑わっています。あんまり 観光客っぽい人見かけないなあ〜。昨日も行ったのですが、隣に座って いたイタリア人カップルと少し話す機会があり、彼らも”ここのは美味しい!” と絶賛していました。

 

多分イタリアだったら安くて美味しいピザ屋は沢山あると思いますが、 私は気に入ってるのでちょっと紹介します。

 

ピザ屋というだけにピザの種類が凄まじい!何ページにもわたりピザの オンパレードです。私はクアットロスタジョー二(4種類のトッピングがのっているヤツ。オリーブ、ハム、 マッシュルーム、アーティチョークの組み合わせでよくあるかも。写真のものはオリーブではなくサンドライトマトがのってるなあ。)が好きで、よく 食べています。ピッコラ(小)のピザでも直径25センチ位あると思い ます。これで5ユーロ未満です。(たしか4.80だった。)

 

生地の中央部分は薄いですが、淵は分厚いのでかなりお腹一杯になります。平均日本人女性の胃袋の持ち主だと、多分このピッコラは食べきれないと思います。でも私の胃袋はアメリカで鍛えられているので、これ全部ペロッといきます。日本人の友達もイタリアに引っ越して間もない頃は、半分でお腹いっぱいになっていたのだそう。

 

昨日お店に入った後財布の中を見ると、全財産3.60ユーロ!(汗)でも 大丈夫。この金額で食べられるピザがあるのです。この前行ったとき、 同居人が食べていたラザーニャ(リコッタチーズとバジル)が美味しかったので、それを注文しました。(3.80ユーロ - 20セントは友達にもらいました。)

 

ここはワインも安いらしく、同居人と食べに行ったとき、彼女はグラス何杯も(何杯かは数えてませんが)飲んだにも関わらず、ピザとワインで10ユーロをきりました。

 

昨日友達(純ミラネーゼ)にこのピザ屋の話をしたら、別のピザ屋を勧められました。そこもちょっと気になるので行ってからまた報告しますね。

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